第104回研究発表会（2017年5月12日開催）
ブース発表「方言に関する教育活動」
日本方言研究会では、創立50周年記念企画として、「方言研究を未来につなぐ」を共通テーマに、企画1「方言教材の開発と方言教室の開催」、企画2「サマーセミナー：はじめての方言調査」、企画3「方言を介した地域支援活動」を実施してきました。
2017年5月12日（金）開催の第104回研究発表会（会場：関西大学）では、企画1に関わるものとして、「方言に関する教育活動」をテーマとしたブース発表を開催いたしました。ここでは、当日行われた下記の11件の発表の様子をご紹介します。
A1) 高等学校生徒による方言教材作成―〈篠山弁〉を事例として― 藤本真理子・西本智子
B1) 琉球諸語の音声教材作成と展望 當山奈那
C1) 大学での方言教育において授業者及び受講者の制作した方言教材―授業名「群馬の言葉とこども」― 佐藤�盪�
D1) 東日本大震災被災地における方言教育の取り組み 小林初夫・半沢康
E1) しまくとぅば教材の作成と実践 中本謙・山口栄臣・仲原穣・西岡敏
F1) 「おらほ弁で語っぺし」プロジェクトの報告 大野眞男・小島聡子・竹田晃子
A2) 高校生による奄美大島方言調査実践―鹿児島県立大島北高等学校「聞き書きサークル」活動の一環として― 重野裕美・白田理人
B2) 言語復興の港：コミュニティ参加型の地域言語学習コンテンツ制作・利用プロジェクト
山田真寛・下地賀代子・中川奈津子・山本史・横山（徳永）晶子・浅川友里江
C2) 一般市民を対象としたマスメディアや生涯教育を通じた方言教育―石川県・福井県における実践事例から― 加藤和夫
D2) 25年間に及ぶ高等学校での方言教育の軌跡 札埜和男
E2) 地域方言を題材とした高大連携による教育活動の実践―徳島県立池田高校探究科と徳島大学総合科学部の取組から― 村上敬一・田島幹大・吉平綾加
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